いのちって、なに?
子どもからの問いかけにあなたはどう答えますか。

医師や助産師、ダンサーらが五感を使った「いのちの教室」をプロデュース。

「こころっコロ」は、思いやりの心、人生を豊かに生きる力を育むことを目標としている団体です。
  HPはこちら ⇒ http://cocoroccoro.org/







2010年11月14日日曜日

いのちの教室 in ラオス

事務局のしおです。
117日 こころっコロミーティングで、林伸宇さんよりラオス報告がありました。
ラオスでの模様を記載します。
始まりのあいさつ「サバイディー」



 「いのちの教室」in Laos
開催日時:2010/10/28()
 開催場所:ラオス人民民主共和国 ポントーン郡 郡病院

<概要>
 ・こころっコロは、JICAの協力隊員 玉置さんのプロジェクトに協力しました。
 ・ラオスの妊婦さんたちに、いのちの教室を行いました。
 ・当日は、オレンジのTシャツに身を包み、朝から準備、スタッフは、全部で13人。(ラオス人スタッフ8人、日本からは5人、共同代表の窪田、林 両名と、玉置さんをはじめとするJICA協力隊員の方々)
 ・1カ月前から、チラシ・広告、村への巡回、次回の健診日を28日に合わせる、先生たちの口コミなどで宣伝しました。

<当日の模様>
  ・屋内で1回、2回目は青空教室で行いました。

屋内で1回目

青空の下2回目




 ・中心となって説明してくれたのは、ポントーン郡病院の院長先生。他2人のスタッフで分担し、健康教育を行いました。
 ・会場では、いろんな大きさの果物を置き、妊娠月ごとの胎児の重さを示しました。

手前から、妊娠2カ月、3カ月、、、の胎児の重さ
 ・20人くらい集まってから授業を開始し、協力隊員のお腹に子宮・卵管・卵巣をマジックで書いて、説明しました。
 ・妊娠、出産を説明するDVDや、紙芝居をみせました。
 ・妊婦健診の実際を説明し、モデル妊婦さんに出てきてもらい、胎児心音をみんなで聴きました。
 ・また、妊娠中の栄養・出産について、出産後のファミリープランニングについても説明しました。
 ・お父さんも、10kgの重りをお腹に付けて、妊婦体験しました。

ラオス人のお父さん「妊婦さんは大変だなー」
 

<参加したラオス人の反応について>
 ・来たラオス人は、みんな真剣に聞いてくれました。
 ・ラオス人スタッフも、やりがいを感じていた様子。
 ・健康教育後の健診では、以前に比べ胎児心音を聞いた時の妊婦さんの表情が笑顔に感じられた(現地スタッフ談)

<アンケート結果>
 ・事前アンケートでは、あらゆる質問に「わからない」との返事がとても多かった。ラオス人は、自分の意見を言うのに慣れていない様子。
 ・しかし、事後アンケートでは、妊娠したことをどう思うかに「嬉しい」と答えた人が増えた。

胎児についての質問も、「元気か知りたい」「男女か知りたい」など、前に比べ具体的な質問が聞かれるようになった。最後の自由感想の質問には「またこのようなことをおこなってほしい」「今まで知らなかったことなので、知識が増えた」と答えていて、ラオス人が自由感想の場でこのような感想を述べることはあまりないので、積極的な意見が聞かれたと思われます。
反省会でも活発な議論「次もまたやりたい」


<今後のラオスでのこころっコロの展開>
 ・現地の協力隊員、スタッフと話し合いながら、新しい展開をしていく。
 ・ラオスはチャンパサック県の保健責任者の方は、「県全体にこのような活動を広めていきたい。県の正式な政策として取り入れましょう」との言葉をいただいた。

こころっコロ、日本での活動も一層頑張りたいと思った報告会でした。 (塩澤)

122日(土) 塚戸小学校をお楽しみに。
2人の共同代表「See you again, in Laos !」

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