いのちって、なに?
子どもからの問いかけにあなたはどう答えますか。

医師や助産師、ダンサーらが五感を使った「いのちの教室」をプロデュース。

「こころっコロ」は、思いやりの心、人生を豊かに生きる力を育むことを目標としている団体です。
  HPはこちら ⇒ http://cocoroccoro.org/







2011年12月4日日曜日

報告! 第2回こころっコロの「いのちの教室」 in 塚戸小学校(2年生の教室)

こんばんは。
事務局の塩澤です。

「『いのちの教室』本番どうなったのかなー?」と気になっていた皆さん。
お待たせしました。

世田谷区立塚戸小学校の第2回こころっコロ「いのちの教室」の報告です。
今日は、2年生の教室から!

■2年生「いのちの教室〜カラダの大切さ〜」

AM8:30の授業のチャイムとともに、2年生の「いのちの教室」スタートです!
今回の教室は、3部構成で子どもたちにカラダの大切さを感じてもらいます。

(1)小児科医かず先生の説明「ミセール君のからだ」(15分)

まず、メンバーのかずさん(小児科医さん)から、
子どもたちにパペットを使ったからだの説明。
おしげもなくカラダの中を披露してくれたのは、パペットの「ミセール君」。
ミセール君のからだを使った臓器の説明に、子どもたちは興味津々。

これは、腸の長さを体感してもらうために、「ミセール君」の小腸を
一直線にしているところです。子どもたちは、ざわざわ。
これでカラダについて、ちょっとずつ興味がわいてきた子どもたち。

じゃあ、それを感じてもらいます。

(2)カラダを使ったワーク「魔法にかけられて」(15分)

場面は一転。
暗くなった体育館に不穏な音楽が流れます・・・
「魔女が出たぞー!!!」
子どもたちは、この魔女の魔法にかけられて、動けなくなりました。
子どもたちは、自分のペアの友達にさわって「生きている証拠」を見つければ、
魔法が解けます。
照明が消え、真っ暗で静かな体育館。
友達の「生きている証拠」をさがす子どもたち。

みつかった「生きているの証拠」を子どもたちが教えてくれました。
「心臓の音がした。」
「からだの中で何かが流れる音がした。」
「あたたかかった!」
「汗をかいていた!」
「笑った!」

(3)さよならのワーク(5分)
最後は、各クラス30名のみんなでワークをしました。
今年から定番となってきた「さよならのワーク」。
今回は、みんなで円になって、同じ方向を向き、間隔を可成りつめて、
一緒に「座る」というもの。

想像つきますか?

・・・失敗しました。
次回の教室ではリベンジします!

今回の2年生の教室は、「からだ」をテーマに、
2年生の子どもたちに「内蔵の講義」や「暗い中で友達とふれあう」という、
普段よりちょっと難しいチャレンジをしました。

しかし、パペットを使ったり、世界観を作ることで子どもたちは、
とても素直に内容を受け止めてくれたとおもいます。

第3学期もがんばります☆
皆さんも、ぜひ見学やスタッフとして、お越しくださいね。

事務局兼2年生リーダー
しおざわ

2011年9月7日水曜日

本番直前!こころっコロの「いのちの教室」 in 塚戸小学校

こんばんは。
事務局の塩澤です。

9/10(土)の本番前でばたばたと準備をしている
こころっコロ。

事務局の私は、今回2年生リーダーも兼任なのです。

今回、2年生でやる事は、
1)からだのふしぎを説明

2)からだの動きを感じるワーク
です!

まずは、先生との打ち合わせを経て・・・

めでたく基本路線の合意。

そして、内部で打ち合わせとリハーサル。
打ち合わせで、しゃべり続ける私。

レビューをくれるメンバー。


できているとこまで、リハーサルです。これは、からだの説明のパート。


実際にやってみると違和感や詰め切れていないところが、判明します。
必死に書き直します。



そして、出来上がった台本がこれです。
本番までまだ詰め切れていないところもたくさんですが、
当日までになんとか調整していきます!

すこしでも伝わるものにするために、がんばります!

++雑談++

最後の写真は、ディナーミーティングでの私のハンバーグ。
話に夢中になりすぎて、この状態のまま30分。
気持ちは熱くなりましたが、ハンバーグは冷たくなっていました。


しおざわ

2011年9月1日木曜日

「感じること」の大切さ

こんばんは。事務局の塩澤です。

今日は、こころっコロの「いのちの教室」で
大切にしている事についてです。

今回9月11日の塚戸小学校の「いのちの教室」は、
以下のテーマをそれぞれ考えています。

■2年生向けの企画テーマ:「からだの大切さ」
■6年生向けの企画テーマ:「代謝について」

今回の企画で共通しているのは、
テーマを子どもたちが「直感的に感じられるもの」にすること。




誰でも「からだが大切」「人体は代謝してる」なんて知ってる。
子どもたちも、当然知っています。

じゃあ、なにが必要なのか。
そこから一歩進んで「今日から、~しよう!」って、
思ってもらえること。

そのために「感じる」ことは、とても大切だと考えています。

一方的に話し続けたりして、頭だけで理解するのでなく、
自分の身体やモノ、写真などをつかって、テーマを「感じられる」ような
企画を考えています。




これがなかなか難しいのですが・・・
しっかり考えて、子どもたちに伝えられたらと思います。
(以下の写真は、なやむ私たちスタッフ。)

しおざわ

2011年8月23日火曜日

こころっコロの真夏の夜のミーティング

こんばんは。事務局の塩澤です。
こころっコロは、毎月第2土曜日夜に定例のミーティングがあります。
今日は、その模様のご紹介。

ミーティングでやることは、主に3つ。

(1)次回の「いのちの教室」についての企画
(2)今後の新しい活動についての提案
(3)近況報告という名の雑談&ディナー

いつも(3)が長くなるという欠点を持ち合わせていますが、
アットホームなこころっコロらしいといえば、そうなので、
事務局の私も仕方なく(3)に積極参加しています。



先週13日土曜日は、8月こころっコロ定例ミーティングでした。
今回の議題は、2つ。

(1)9月10日開催の塚戸小学校の「いのちの教室」について


(2)こころっコロの活動をもっと知ってもらおう

ということでした。

2つの議題ともに、クーラーを切って扇風機のまわる部屋で、
精神的にも肉体的にも、熱く長い議論となりました。

2つの議論の結果は、また近日中にアップデートします!
++雑談++
ここまで読んでくださった方は、
「あれ?『(3)近況報告という名の雑談&ディナー』がない!」と
感じているのではないのでしょうか。もちろんありました。

サルヴァトーレのピザを食べながら、どんなあつい議論が
くりひろげられたかは、内緒です。
ご興味があれば、定例ミーティングに遊びにきてみてくださいね。

こころっコロ定例会の報告でした。



しおざわ

2011年8月14日日曜日

高齢先進国モデル構想会議 より

「世代間交流により命の営みをも繋いでいける地域コミュニティが、高齢者の心に最期まで人の温もりを灯し、尊厳ある人生の全うを支える」
高齢先進国モデル構想会議 より
http://www.you-homeclinic.or.jp/Dr_muto/


そんな社会にもっともっとなっていくといいなあ。そんな社会の実現に、こころっコロも貢献したいと思っています。(伸)

2011年8月5日金曜日

本邦初公開 いのちの教室の台本

こんばんは。事務局の塩澤です。

こころっコロのメインの活動「いのちの教室」。
今日は、その台本を公開したいと思います。

こころっコロのいのちの教室は、
「いのち」についての様々なテーマをみんなと
考える企画です。

現在、メインとなっているのは世田谷区塚戸小学校の授業参観の企画。
年3回の時間をもらい、1時限(45分)のなかで
2年生、6年生の子どもたちと「いのち」について一緒に考えています。



たった45分で伝えられる事は限られています。

テーマをしっかり伝えるには、先生とスタッフが意識をあわせ、
企画を成功させることが必要です。


誰が、どこで、何を伝えるのか。

はっきり、しっかり記載しておく事が、
企画のクオリティアップにつながると思うのです。

そのために、必要なもの。

それが、台本です。

以下の資料は、9/13(土)に塚戸小学校で行う
2年生の子ども向けの台本のたたき台です。
テーマは「カラダの大切さ」。
2部構成で、
(1)お医者さんからのカラダの話
(2)子ども同士でカラダをふれあうワーク
をメインにして、
自分と友達のカラダの大切さを感じる事ができる
企画にしようと思っています。

まだまだ練れていないところもあるのですが、
次回8/13(土)のミーティングでメンバーのみんなと
話し合い、さらにいいものに修正していきます。

次に、小学校の先生と話し合い、さらに修正。

メーリングリストで意見を募って、さらに修正。

リハーサルしてみて、さらに修正。

こうして、9/13の本番までに台本は
修正を重ねて完成します。

なにかを企画をした人ならわかると思いますが、
修正に修正を重ねて完成した台本は、
何となく光り輝く威厳があるものです。
(私だけかもしれませんが・・・)

そして、アンケートで子どもたちや保護者の方の
声を聞きき、伝わった事が台本と符号していたとき、
やってて良かったなあと思うのです。

今日は、台本の大切さについてでした。

+雑談+
企画って、打ち上げ花火のようなものだと思います。
広告イベントや勉強会、演劇、そしていのちの教室も。

打ち上げ花火を作る職人さんは、火薬を精巧に火筒に詰めて、
何時間も何日もかけて1発を作ります。
でも、花火は一瞬で消え去ります。

企画も同じ。

3ヶ月以上も前から、時間をかけて何度も何度も
何時間も試行錯誤します。
でも、企画の本番自体は、準備にかけた時間を考えたら
ほんのちょっと。

「ほんとにこんなに時間かけた意味があったのかな」と
考える事もしばしばです。

でも、一瞬の花火がいつまでも心に残るように、
丁寧に作られた企画も心に残るものがあります。

いのちの教室も、子どもたちにとっては長い小学校生活の
ほんの一瞬ですが、いつまでも心に残るようにがんばります!

2011年8月3日水曜日

<企画中!>第2回塚戸小学校 いのちの教室

久しぶりの更新です。事務局の塩澤です。
時の経つのは早いもので、前回の更新から、実にいろんな更新がありました。

1)塚戸小学校2010 第3回 いのちの教室
2)塚戸小学校2011 道徳地区公開講座
3)塚戸小学校2011 第1回 いのちの教室
4)ラオス日本人学校でのいのちの教室

思えばいろいろありましたが、現在のこころっコロは、何をしているか。

9月10日の塚戸小学校での「いのちの教室」に向けて、企画をしております!
先日は、塚戸小学校の先生方と懇親会をかねて、企画の打ち合わせに出向きました。
*****
7/29@恵比寿
今回は、2年生の先生方と和気あいあいと打ち合わせ。
いつも通り、予定の30分前におわって、雑談タイムにも花が咲きました。


今回、2年生の教室で取り上げるテーマは、「カラダの大切さ」。
自分と友達のカラダに興味をもち、「大切さ」を感じられるような
教室にしようと思います。

先生たちとも、打ち解けてきて、案が双方から
出てくるようになってきました。
普段、子どもたちと接しているのは、先生たち。
その先生たちの意見をもとに、私たちの教室が作っていけたら、
一番ベストな形の教室になるのではないかと思います。

9/10に向けて、がんばります!

**雑談**
宮沢賢治の「アメニモマケズ」という詩をご存知だとおもいます。
そのなかで、私(塩澤)が好きな箇所は、2つあります。

(1)南ニ死ニサウナ人アレバ 行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ


 孤独に、寂しく、不安で亡くなっていく事は、とても怖い事です。
 でも、どうしようもなく、そんな状況で死んでいく人たちもいる。
 (私も例外ではありません)
 そんな人たちに、「大丈夫。心配ない。」と声をかけてあげる事が、
 どんなに大切な事かは、言うまでもないと思います。
 孤独な人に「コハガラナクテモイイ」と声をかけて
 あげられる人になりたいです。

(2)北ニケンクヮヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ
  
 けんかって、本当につまらない事が原因で起きたりします。
 けんか自体も、生産性もなく、本当につまらない事です。
 当事者同士は、なかなか気がつけない。止めに入るとおこられる。
 でも、あえて止めに入りたいものです。
 けんかは、原因も過程も結果も、本当につまらない事なのですから。


 塚戸の先生にこの話をしたら、
 「子どもたちがけんかしていたら、ツマラナイカラヤメロ』と言おうかしら」
 だそうです。笑
 ぜひ、実践をお願いいたします!


 


 長くなりましたが、この辺で。
 近々、また更新いたします。