いのちって、なに?
子どもからの問いかけにあなたはどう答えますか。

医師や助産師、ダンサーらが五感を使った「いのちの教室」をプロデュース。

「こころっコロ」は、思いやりの心、人生を豊かに生きる力を育むことを目標としている団体です。
  HPはこちら ⇒ http://cocoroccoro.org/







2013年6月15日土曜日

報告!! 2013年 第1回こころっコロ「いのちの教室@塚戸小学校」(2年生の教室)

こんばんは。
事務局の塩澤です。

FBなどに更新して、こちらを非常にご無沙汰しておりましたが、
こころっコロはパワーアップを続けております。

今年度も塚戸小学校の授業参観で、
年3回の「いのちの教室」を実施することになりました。
なんと、もう今年で4年めになります。低学年の2年生、
高学年の6年生が今年も対象です。


今日は、先週の6月15日(土)に開催した
「いのちの教室」の活動報告です。

まず、2年生の教室のご報告です。


今回の2年生の教室のテーマは、
生まれてくるってすごい!見てびっくり!聞いてびっくり!感じてびっくり!
です。

長いテーマですが、それだけに、今回企画リーダーの
小田さんの熱意を感じます。
(写真中央右が小田さん)


テーマは明確。
2年生の子どもたちに「生まれてくるって、すごい!」と
実感してもらうことです。

お母さんのおなかの中で、生命が生まれ、大きくなっていく過程を、
「見て」「聞いて」「感じる」ことで、
「生まれてくるってすごい!」と実感してもらいます。

では、どうやって「見て」「聞いて」「感じる」か。

■いのちを「見る」
いのちは、目に見えません。でも、いのちが始まったばかりの
胎児の成長は見ることができます。

2年生のみんなに、赤ちゃんがどうやって、
お母さんの中で大きくなっていくか、
写真のスライドショーで、見てもらいます。






■いのちを「聞く」
いのちは、聞こえません。
でも、胎児の心臓の音は聞くことができます。

そして、自分たち、友だちの心臓の音も聞こえます。
静かな静かな教室で、ひっそりと友達の胸に耳を当てます。
いのちの音、いや心臓の音が聞こえます。



■いのちを「感じる」
いのちは、感じられるでしょうか。
そう、簡単ではありません。

先生と、とっても悩んだ末に、
私たちは「お米」を使うことにしました。
お米をつかって、私たちは3つのことをしました。



1つめは、選ばれた自分たちであることを感じる。
数万粒の米が入ったのタライの中から、
たった一つの黒いお米を見つけます。


2つめは、生後6週間の胎児の小ささを感じる。
お米を一粒、持ちます。
それは、6週間目の胎児と同じ大きさなのです。


3つめは、生まれたばかりのあかちゃんの重さを感じる。
赤ちゃんの重さを3Kgとします。
同じ重さのお米を、袋に入れます。
袋の口をしばって、2年生の子どもたちにそっと渡します。


たった、45分の授業です。
「いのち」を「見て」「聞いて」「感じる」ことに、
2年生の子ども達をまきこめたと思います!

2年生は、次回も「いのちを感じる」をテーマに企画を進めていきます。


こころっコロ 事務局
塩澤

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